日光
日光とは 日本を代表する観光地・リゾート地の一つ。日光市の人口は9万人を超えるが、これは2006年に周辺の4市町村と合併した結果であって、日光山内や中禅寺湖を抱える旧日光市の人口は1.6万人にすぎない。対して旧日光市の観光客は年間600万人(うち宿泊客は120~30万人)を上回る。
歴史的建造物・山・湖・滝・湿原・温泉など多様な属性を併せ持ち、観光資源が豊富なため、別荘地よりも観光地としての色彩が強い。
気候 内陸性気候で、気温の日較差・年較差が大きく、比較的雨は多い。標高600m余りの日光三内と、同1300~1500mの奥日光エリアでは、気温が4~5℃異なる点に注意。奥日光の夏の平均気温は18-9℃と涼しい。
位置 栃木県の北西部に位置し、北は福島県、西は群馬県、南東部で宇都宮市に接する。東京からは北方150㎞圏。
アクセス 電車の場合、JRまたは東武で日光駅まで。駅からは東武バス。日光三内はすぐだが、奥日光エリアまでは時間がかかるし、本数も多くはない。
車の場合、東京・東北方面からは東北自動車道にのり、宇都宮ICで日光・宇都宮道路に入るだけ。紅葉時のいろは坂のは渋滞で有名。
アクセスについての詳細は日光の交通機関を参照。
地図 日光エリアマップ 日光市街地エリア
名物 ゆば、和菓子、日光彫
年中行事 4/13-17弥生祭(日光二荒山神社)、5/17-18日光東照宮春季例大祭、8月中旬薪能(日光山輪王寺)、10/16-17日光東照宮秋季例大祭
写真 サムネイル 日光美術館
ホテル 日光鬼怒川のホテル一覧
特色
・広大な日光国立公園の一角を占める。見所が多く、また多様な楽しみ方ができる。東京からの日帰りはできなくはないが、慌しい。宿泊してゆっくり過ごしたい。
・日光を訪れる観光客は、日光三内の東照宮などの世界遺産が目的の人と、奥日光の中禅寺湖などの自然が目的の人に二分できる。後者は避暑・紅葉狩り・釣り・ハイキングなど様々な理由で訪れるわけで、リピーターも多い。
日光山内には、世界遺産「日光の社寺」として登録された二社一寺(にしゃいちじ)がある。日光東照宮日光二荒山神社の二つの神社と日光山輪王寺家光廟大猷院を含む)という一つの寺であるが、これらはすべて明治の神仏分離までは「日光山」という一つの聖地だった。
日光山内周辺の見所として、日光田母沢御用邸記念公園日光植物園、日光美術館がある。日光金谷ホテルからもリゾート地としての日光の歴史が感じられる。
・けやき坂を越えると奥日光。中禅寺湖周辺には、華厳ノ滝、日光自然博物館、日光二荒山神社中宮祠、日光山中禅寺、イタリア大使館別荘記念公園などの見所がある。
・国道120号をさらに奥の湯ノ湖方面に向かうと、竜頭ノ滝戦場ヶ原湯滝がある。湯ノ湖の北岸は湯元温泉で、奈良時代に温泉が発見された場所に日光山温泉寺があり、日帰り入浴できる。