那覇へのアクセス
観光客数 那覇への観光客数は年間500万人を上回り、沖縄に来る人の9割以上が那覇を訪れている。観光客のほとんどは日本人。月別に見ると8月は50万人を上回り、1-2月と5-6月は40万人を少し下回るが、年間を通じて人気が高いといえる。沖縄・那覇と言えば夏のイメージだが、冬場に避寒目的で訪れる人も少なくない。
旅行スタイル 飛行機や宿の手配を自分で行う個人旅行の人が3分の1、飛行機と宿だけが決まっているフリープラン型パッケージツァーが3分の1(レンタカー付きプランも多い)、残り3分の1の人が何も考えないですむ観光つきパッケージツァーや団体旅行。
旅行計画を立てるのが苦手な人や十分な準備時間のない人は、何らかのパッケージツァーを選ぶのが無難。
旅行期間 2~3泊の人が7割を占める。4泊以上の人も2割。飛行機を使うので、行きに半日、帰りに半日とられることを考えると、2泊3日は最低ラインか。
飛行機 羽田⇔那覇:1日20便前後、約2時間30分
中部国際⇔那覇:1日7便前後、約2時間15分
関空・伊丹⇔那覇:1日10便前後、約2時間10分
季節により便数は変わる。また気象条件などによって飛行時間は変わりうる。搭乗手続き(チェックイン)は出発時間の15分前までなので、飛行場には30分前には着いておきたい。
航空券 通常期(夏季以外)の片道料金は、羽田:37500、中部:35600、関西31400で2ヵ月前から購入できる。
各種割引運賃があり、早期購入ほど、また人気のない曜日・時間帯ほど割引率が高い。ただし、割引航空券は変更がきかず、キャンセル料も高くなるのでよく検討したうえで購入するべき。
旅行代理店に出向かなくてもANA、JALの公式サイトで予約・購入できるので便利。ただしサイトの使い勝手はよくないので、使いこなすには時間が必要。
市内の交通手段
ゆいレール(モノレール)が2003年に開通して、那覇空港から市内へのアクセスは飛躍的に改善した。→公式サイト
・ゆいレールは、空港から首里まで那覇市中心部を横断する全長12.9キロを27分で結ぶ。営業時間は 6:00 ~11:30で、運行間隔は7.5~12分(ラッシュ時は5~6分)。
・初乗り200円、全線(空港-首里)290円だが、観光客にはフリー乗車券が便利。1日券600円、2日券1000円、3日券1400円(小人半額)。しかもフリー乗車券の提示で首里城玉陵などの入場料が割引になる。
・ゆいレールの他に鉄道はなく、市内交通にはバス、タクシー(小型車)、レンタカーを利用することになる。
・駐車場は国際通り周辺や首里城を除けば無料が普通。那覇市外に足をのばすなら、レンタカーを借りるのが便利。主要なレンタカー会社は、空港とDFSギャラリア・沖縄で車を貸し出している。空港営業所といっても空港内にあるわけではなく、送迎バスでそれぞれの営業所に行って借り出すことになる。市内にもレンタカーの営業所は多いので、宿泊するホテル近くの営業所を使うのも一案。全国一律料金の大手メーカー系に比べて、地元資本の会社の方が料金は安いようだ。