札幌へのアクセス
観光客数 観光客は年間1400万人にのぼり、うち半分弱が道外からの訪問である。観光客が多いのは夏季(6-9月)とさっぽろ雪まつりの時期。
旅行スタイル 飛行機や宿の手配を自分で行う個人旅行、飛行機と宿だけが決まっているフリープラン型パッケージツァー(レンタカー付きプランも多い)、何も考えないですむ観光つきパッケージツァーや団体旅行の三つの選択肢がある。
旅行計画を立てるのが苦手な人や十分な準備時間のない人は、何らかのパッケージツァーを選ぶのが無難。団体割引で割安にもなる。一般的に自由度が高くなるほど、旅行にかかる総費用は増す。
旅行期間 飛行機を使う場合、行きに半日、帰りに半日とられることを考えると、2泊3日は最低ラインか。正味2日間あれば、市内の主要観光スポットを一通り回ることができる。小樽は札幌から近いので、札幌1.5日、小樽半日も可能。
飛行機 羽田⇔新千歳:1日50便前後、約1時間30分
中部国際⇔新千歳:1日12便前後、約1時間35分
関空・伊丹⇔新千歳:1日14便前後、約2時間
季節により便数は変わる。また気象条件などによって飛行時間は変わりうる。搭乗手続き(チェックイン)は出発時間の15分前までなので、飛行場には30分前には着いておきたい。
また新千歳空港からJR札幌駅まで、JR快速エアポートで36分要する。
航空券 通常期(夏季以外)の片道料金は、羽田:33600、中部:37500、関西41300で2ヵ月前から購入できる。
各種割引運賃があり、早期購入ほど、また人気のない曜日・時間帯ほど割引率が高い。ただし、割引航空券は変更がきかず、キャンセル料も高くなるのでよく検討したうえで購入するべき。
旅行代理店に出向かなくてもANA、JALの公式サイトで予約・購入できるがサイトの使い勝手はよくない。
鉄道 上野⇔札幌:寝台特急カシオペア(約17時間)/北斗星(約16時間)
大阪⇔札幌:寝台特急トワイライトエクスプレス(約22時間)
市内の交通手段
・JR札幌駅の1F北口西側に北海道さっぽろ「食と観光」情報館がある。まずここでさっぽろ観光マップを入手するとよい。観光施設の割引券なども置いてある。
・地下鉄が南北2路線(南北線と東豊線)、東西1路線(東西線)走っていて便利。一日乗車券の地下鉄専用1DAYカードは800円。土日祝日ならドニチカキップ500円。
・郊外の観光スポットは地下鉄+バスで行くところが多い。市電は1路線しかないが、もいわ山ロープウェイに行くときは利用する。地下鉄・バス・市電の一日乗車券である共通1DAYカードは1000円。またプリペイドカードの共通ウィズユーカードがあり、例えば1000円で1100円分乗れる。
・市内循環バスが3路線あり、特定の観光スポットに行くときは使える。1乗車200円。さっぽろうぉ~く(通年)はサッポロファクトリー、サッポロビール園、大通公園、札幌駅を循環。さっぽろ散策バス(GW~10月末)は、札幌駅、大通公園、大倉山ジャンプ競技場・円山動物園方面を循環。ぶらりサッポロ観光バスも札幌駅から大倉山ジャンプ競技場方面を巡回する(GW~お盆前)。
・市内観光スポットを回る定期観光バスが半日、1日コースなど各種ある。要予約(中央バス011-231-0500)。
・郊外の観光スポット巡りにはレンタカーの利用も一案。札幌駅周辺や新千歳空港には各社の営業所がある。札幌周辺の高速道路のICは片方向だけのハーフインターチェンジが多いので注意が必要。